Architecture (office)
商業施設の企画を手がけるデザインワークスプロジェクト(DWP)は原宿・明治通り沿いに若手クリエイター支援と日本のクリエイティブ界の発展を目的とした初の直営カフェ「SunshineStudio」をオープンさせました。 ネーミングやロゴ、インテリアなどのグラフィックデザインはこのカフェのコンセプトに共感してくれた、米ビジュアルアート界の巨匠ジェフ・マクフェトリッジ氏(Geoff McFetridge)が担当し、若手クリエイターらによる作品展示、イベント開催などを通じ一般ユーザーとクリエイターとをつなぐ情報発信拠点と位置付けます。 店内では無線LANを開放し、お客様がご利用できるMacBookも設置しています。また、展示・イベントのほか各種デザイン書籍なども並べ、クリエイター同士のコミュニケーションの場にしていきます。
ジェフ・マクフェトリッジ氏(Geoff McFetridge)は、今回このカフェのネーミング・ロゴデザイン・インテリアデザインなどを担当してくれました。 ジェフ・マクフェトリッジ氏(Geoff McFetridge)は、映画「ヴァージンスーサイズ」のタイトルアニメーションや、ジャック・ジョンソンのレコード・レーベル「Brushfire Records」のロゴデザイン、マーク・ジェイコブスのテキスタイルデザインなどで知られるLA在住の気鋭アーティストです。
ジェフ・マクフェトリッジ氏(Geoff McFetridge)の作品には、環境問題を強く意識したものが多くあり、今回、カフェのソファに使用したファブリックには、クジラのテキスタイルがヘンプ(麻)の素材にシルクプリントされています。また、壁にも同じクジラのテキスタイルを使用していますが、こちらにはコルクを使用し同じく廃材を原料とした地球に優しい素材で構成されています。
トイレの壁紙に使用されているテキスタイルはビッグフットをモチーフにした、彼の代表作です。 クジラのコルク壁面は、若手アーティストへ展示スペースとして提供。千駄ヶ谷のDWP本社オフィスでも、ワークスペースやギャラリー空間を開放し、多くの若手クリエイターに利用されています。
ジェフさんとの打ち合わせはメールやiChatで行ったのですが、距離と言語、また習慣の違いに何度もくじけそうになりました。工事やスタッフ集めにも翻弄されているところに、ジェフさんから半信半疑のまま、ロゴデザイン案が送られて来て、その後立て続けにファブリック、コルクボードが空輸されてきた時は凄い感動的でした。 本来デザインの仕事は引き渡しを終えたら、その案件から手が離れていくのですが、今回は運営面まで関わっているので、色々、オープン後まで大変でした。それでも、オープニングパーティで300人も来てくれて、その後も徐々にこのお店のファンも出来ているので、色々とイベントを企画しながら、今後も工夫をこらし盛り上げて行こうと考えています。
サンシャイン・スタジオ(株式会社デザインワークスプロジェクト) 志村